捨てるブログ

写真を撮ってどんどん不要物を捨てていきます。

残したい、でも未練があると捨てられないという人は多いはず。ですが、写真に記録を取れば思い出は消えないので3秒で捨てられます。そんな写真整理法を実践するブログです。「写真整理法」 は一応僕の考案です。2004年からあります(はてなブログにある同名ブログは別の人です)。何かありましたら、ご連絡はフォームよりお願いします。

メールデビンゴバンゴ

PocketScanner201231215726
写真でとってスキャン(角度修正)したので歪んでてごめんなさい。この本は2001年の本で、ホントクソみたいな顔文字(しかも2ちゃんねるから盗用してきたもの)が絵文字扱いで特定のサイト(当時の国内レンタルサーバ業者33.am、現在はドメイン切れして、まったく関係ないエストニアのデザイナーのサイトになっている)から配信されるというものだったので、多分に当時の携帯バブル状況にあわせて、ユーザー囲い込みのため広告込みでもちこみの企画があり、それに乗って英知出版が出した本じゃないかと思われるんんだけど、表4にはメインタイトル風の「メールデビンゴバンゴ」という表記はなく、「とにかくメール大好き!」という表記で出されている。
なんでこの本が捨てられなかったのかというと2ちゃんねるの絵文字(特にモナー系) がガンガン盗用されていたということで、なんか図版にできそうと思っていたこともあるけれど、当時は2chが訴えを起こすという噂もあったのだが、結局はこの本自体そうは売れてないだろうからそんなことは多分起こってないと思われる。2000年代前半は2ちゃんねるの時代であった。そんなことを思い出させてくれるためなかなか捨てられず…
そして、英知出版も倒産してるからなあ。
これ、店頭で見たら少しは可愛いからいいけど、中を読むとあんまり可愛くないし、サブタイである「メールデビンゴバンゴ」ってキャッチーだけど意味が全然わかんないし、注文してまで買う人は皆無だろうなあ…

インターネットマニア

suteru_im
かなり古参のインターネット雑誌「インターネットマニア」1998年5月号。インターネット初期はわりとなんでも有りだしヒッピー思想がネットの「無料」「共有」の根底、ベースにあるのは疑いのない事実なのだが、どっちの方向にいっちゃったのか、というのがこの頃のこの本。リクルートの個人情報誌「じゃマール」がブームとなっていたこの頃は「くるこば99%」という個人情報を99%掲載するというとんでもない企画が本の何割かを占めていた。えらく定価も高くなり、混迷しているのも見えてくるが、確かさほどしないうちに休刊しているはずだ。

今見るとコンセプトが根底からおかしいんじゃないかと思わないでもないのだが、本自体がイッちゃってる印象だった。この特集は明らかに非合法テイストな内容だし、どこがインターネットなのかw。まあTシャツ特集をやっている号もあるので、あくまでネットの中にある一事象を捉えた、と言い張れないでもないが、あの時代のいい加減な空気と編集部の投げやり感は凄いものがある。
この本もしばらくとっておいたが、社会的、インターネット史に見返される可能性が極めて低いように思ったので処分した

アリスくらぶ(漫画雑誌・群雄社出版)

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文章は下品だけどエロはありませんよ。
80年代漫画の世界の中でいわゆるロ◯漫画ブームというのがあったが、その流れはコミックマーケット、少年まんがブーム(ジャンプ数百万部の時代)急増した同人誌の流れなどをベースにあくまでいままでのアダルト劇画のパロディとしての小さい等身のキャラクターを利用したマンガのブームが起こる。一見それは当時規制されていなかった「それ」を表現するためではなく、文脈としての美少女キャラクターブームであったといってもよくて漫画の中の女の子キャラクターを愛でるということが理由であり、飽きた人たちは急速に解散していったことでもそれが一過性であったことがよくわかる。その舞台を利用して大塚英志が「漫画ブリッコ」という雑誌を展開し、ロ◯漫画のふりをしながら女の子漫画という女流作家ブームを内包してひとつの世界を作っていた。そのスタッフである緒方氏が途中で分派して作った女の子マンガ雑誌「アリスくらぶ」(84年ころ)。一見ロ◯漫画のように見えるが、それらの作家は使いつつも、エロはない一般コミック雑誌。桜沢エリカや岡崎京子もあとにお洒落な漫画として女の子に支持され、予算のある雑誌で書くようになっていくが、元はそちらの世界の人で、あくまで舞台として建前のロ◯であり、そこから多くの作家が育っていったのだが、この号の表紙なんかはいまでもまだ一般コミック世界では活躍をしている藤原カムイが書いている。
SDC11388
目次はまだ元気だったころの岡崎京子が適当に書いているが、適当感が同人誌的な商業誌。
対面の漫画は当時有名ではあったMEIMUが書いている

一応エロはなく一般紙という建前がたっているので、声優の富永みーなが取材に応じたりもしている。
SDC11390
表3には当時漫画ブリッコで「おたく」を最初に言ったと主張している中森明夫一派の「東京おとなクラブ」というアイドルミニコミの松本伊代キャプチャコラムとそれの戸川純増刊、PRESSのパブが。PRESSは戸川愛にあふれていて面白い本だった。
BlogPaint

自社広告は酷いのでモザイクをかけておくが、80年代らしい需要がまったく関係ない特集。なんのためにやっているのだろうか。他、ヘイバディ(実写系ロ◯写真雑誌)、ぱふ(まんが情報誌)、マンガハウス(さくまあきらがやっていて漫画専門店のみで販売されていた漫画家養成同人風商業誌)などの広告が出ている。たぶん雑誌業界がもっと中央にあった頃によく相互広告として使われた手段、いわゆる交換広告といわれるバータータダ広告ではないかと思われるが、一般漫画情報誌のぱふが参加するという時点で、当時の漫画業界のある程度のメインストリームであったことと、横のつながりを考えさせられる。
SDC11395
コメント欄。群雄社はVIPというAV会社の系列出版社で、既に群雄社無いから載せちゃうけど、80年代文章テイストが随所に見られる。ちなみに形の上では途中からアリスくらぶ社という法人の発行になってるけど実態はあったのかどうかすら不明(特に単行本展開されるでもなく急に終了してしまうため)。この雑誌は半年強しかなかったので。でも確か後に、休刊あたりの頃に、藤原カムイで赤青の3Dコミックをやったのはスゴかった。あんまり評価されてないけど。

これもなかなかマイナー雑誌過ぎて捨てられなかったのだが写真を撮って捨てた。

メガストア付録DVD


こんくらいくだらないDVD盤面でよかった時代がよかった。
この豚みたいなのは「メガダン」セリフ「顔虐!」「飲虐!」「肛虐!」演台に薄く「汚辱党」

PANJA(パンジャ)


元初代SPA!編集長で今どっかの大学の教授だか講師だかだっけ、名物編集者Wさん。あの人がSPA!の後に編集した人の本。このあと初代「週刊アスキー」もやるわけですが。PANJAはまったく定着しなかったねー。

編集表紙が毎号子供(ロリ)なのでマニアに売れるかなと思ってとっといていましたが、さすがに表紙が折れてきたので、捨てました。

「大人のクロスセックス・マガジン」こういう無謀なコンセプトで通るのが時代を感じる。
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