この本、表紙がモアイ。

当時は、コナミといえばモアイとゴエモン。
あとなんかしらないが、車とかにも力を入れていた。
ナムコがNGというフリーペーパーを出して人気が出ていたが
(当時の編集も知っているが)そういう雰囲気を作ろうと
努力していたような感じ。

雑誌クロスレビュー、企画はいいんだけど、
なんでみんなペンネームが外人なんだよ?

そして極めつけは表4。キャッチというか、コピー主体で、
残り1/5くらいにコナミ730・SIという車だかなんだかが載ってる写真がくっついてるページ。
以下に引用する。

100万馬力で、いきたいですね。

遊び上手なことが人の評価にさえなる今日この頃、
みなさん、いかがお遊びですか?
気がつけば、二十世紀も世紀末。
時代はフルにターボをかけて、
モデルチェンジの真っ最中です。
僕らが何だかワクワクするのは、
その先に「遊び」の世紀があることを、
はっきり感じているからでしょう。
「遊び」は、僕らのパワフルエンジン。
そして、時代を動かすスーパーチャージャー。
二十一世紀は「遊び」というエンジンを、
ミッドシップにどーんと据えて
ぎゅいんと走ってゆくのでしょう。
僕らもエンジンを24気筒にして、
強力100万馬力でいきたいですね。
(上記誌表4より引用)

という表4の文句が
あの時代特有の空気があるから仕方ないとはいえ、
遊びの世紀はいまやあまり来てませんね。
平成元年あたりはバブルの末期も末期、
それでもまだバブルの空気漂うキャッチコピーが
生きているのにびっくりです。

というのを記録してから捨てようと思いました。

ゴーバンズをまだアイドルとして扱っているあたり、なんともいえん。

当時の編集人、森山健寛氏はエム・ティー・オーの取締役になっている。
編集部は株式会社ウルトラ。
この号で佐渡ヶ島にマクドナルドがないということを切々とコラムに書いている中堀優氏は、ネットの検索で引っかからない。何の人だったんだろ。
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